flashが完全なる終焉を迎えました。
2020年12月31日にサポートを終了。
2021年1月12日を以降はコンテンツの実行をブロックされ、完全終了となったFlash・・・。
筆者はActionScriptが搭載された『Macromedia Flash MX』の頃に、友人と趣味の「フルflash」のwebサイト制作に没頭していた事もあってか、このflash終了は一つの時代の終わりとしてとても感慨深くなりました。
中村勇吾氏による『YUGOP.COM』はActionScriptの無限の可能性を感じされられるサイトとして衝撃を受けたのと同時に、「これからはflashサイトの時代になるぞ」と思っていたのも、今となっては懐かしい思い出です。
↑中村勇吾氏制作の『MONO*crafts』(1999年)
Flashは無限の可能性を感じさせてくれた
上記のウェブサイト以外にも、HTML4時代には多くのwebサイトでFlashが使用されていました。
webサイト以外でも、ポエ山氏による「ゴノレゴ」や蛙男商会氏の「鷹の爪団」といった面白Flashアニメや、『北斗の拳 激打』のようなゲームコンテンツもFlashで制作されており、「HTML4時代」はFlashが無双していた時代だったといえます。
Flashが動作するブラウザが存在します!
主要ブラウザ全てでFlashがブロックされている現状では、youtubeやニコニコ動画で、あらゆるFlash作品がアーカイブとして残っていますが、「観る」事はできても「操作する」事ができないのが寂しいと感じる方は『Maxthon Nitro』を使えばFlashが動作します。

Maxthon Nitroは開発終了した過去のブラウザ
そもそもこのNitroはFlash終了が発表される以前に更新が終了しているwebブラウザなのですが、Flashが動作するシステム部分がブラウザに内蔵されており、OSに依存しないので、Flashプレーヤーさえインストールされていればflashが動作する事が可能となっています。
ココに注意
Maxthon Nitroは2015年に更新が終了しているブラウザなので、セキュリティ面のリスクが高い事を踏まえて利用する事をおすすめします。