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webの世界で一時代を築いたflashアニメたち
2021年1月12日をもって、各種デバイスでコンテンツの実行をブロックされ、事実上の完全終了となったFlash。
筆者は2000年代初頭の『Macromedia Flash MX』の頃にWebコンテンツの制作やバナー制作にflashをよく利用していたのですが、「おもしろ系のflashアニメ」もこの時代に流行しました。
当時は回線速度も遅く、インターネットの世界では静止画メインの時代で、「面白い動的コンテンツ」をオンライン上で表現するにはFlashが主流の時代でした。
『TikTok』や『youtube』のように手軽に誰でも動画で表現(制作)できる時代では無かったのですが、そんな中でも筆者を含めた「ネット住民」達のハートを鷲掴みにした秀逸な「おもしろFlashアニメーション」がいくつも誕生し、多くの笑いを提供してもらいました。
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当時の「おもしろFlashアニメ」をいくつかご紹介!
ポエ山氏制作の『ゴノレゴ』
「ごるご」ではなく「ごのれご」というネーミングも良かった。
『片翼の田代』
2ちゃんねるでは「神」と崇められた田代まさしの数々の奇行(犯罪)をFFⅦのセフィロスの曲に乗せた、笑えないけど笑ってしまう作品。
『マイヤヒー』
筆者もよく観ていた老舗ネタサイト「pya!」で話題となった作品。O-ZONEの『恋のマイアヒ』はちょっとした社会現象にもなりました。
蛙男商会制作の『鷹の爪団』
島根のFlashアニメ職人である、FROGMANこと小野亮氏による「蛙男商会」による爆笑アニメ。本作以前に制作された『菅井君と家族石』も至高の傑作です!
『中村屋』
阿部サダヲ所属のバンド「グループ魂」の『大江戸コール&レスポンス』という曲をflashアニメに落とし込んだ傑作。
まとめ
今回は筆者が特に記憶に残っているflashアニメを紹介しましたが、こうしてまとめてみると、当時の面白flashアニメはブラックな笑いが多かった印象があります。
これ以外にも「ドラえもん」「サザエさん」「ドラゴンボール」「アンパンマン」をモチーフにした、ブラック気味な面白ネタのflashアニメも当時は多数存在していた記憶があります。