トイレのリモコン洗浄で流すと水が流れっぱなしに!?
トイレのリモコン洗浄(大・小の流すボタン)で流すとレバーが戻りきらないようになり、そのまま放置しているとずっと流れっぱなしになってしまうように。。。
手動でレバーを動かして洗浄する分には問題が無かったので、ひとまず原因を探る為にタンクの蓋を開けて中を確認したところ、レバーを動かすモーターを発見!
モーターから出ているケーブルを辿ると便座のACアダプタに繋がっており、簡単に着脱できる構造となっていたので、これなら自分で交換修理ができるのではないかと思い、タンクと便座本体それぞれに記載されている型番を基にモーターの型番を調べてみる事にしました。
参考までに、筆者のトイレの型番はこれでした。
便座:TOTO『アプリコット』07ウォシュレットS1(型番:TCF6121R#SC4)
タンク:TOTO防露式手洗付密結形ロ-タンク(型番:SH61BAK)
TOTOの部品関連はCOM-ET(コメット)で調べればすぐに分かる!
『COM-ETコメット』(https://www.com-et.com/jp/)はTOTOが提供する建築専門家の為の情報サイトとなっていますが、筆者のような一般人でも利用できます。
モーターの型番を調べる為にひとまずタンクの型番を調べたところ、↓のような部品の型番が記載されているPDFページに辿りつきました。
これを見て気付いたのですが、タンクは元々自動洗浄にはなっておらず、手動のレバーになっていたので、今度は便座の型番を調べてみる事に。
再度コメットで便座の型番を入力して部品の型番が記載されているPDFページにたどり着いたのが↓になります。
コメットでは補修部品の供給が終了した商品に関しては、部品の品番が消去されてしまうので、モーターの型番が分からない状態となっていまいました。。。
ダメ元でTOTOに確認してみたところ・・・
コメットで自動洗浄モーターに関する情報を調べたところ、自動洗浄モーターはタンクに装着してはいるが、便座側の部品となっている事が判ったので、おそらくダメだろうと思いつつTOTOに電話してみたのですが、やはり「部品供給は終了した商品なのでお答えできない」との返答が返ってきました。。。
まぁ、手動で流す分には問題が無いので、しばらくこの状態で利用しつつ便座の買い替えしか手段が無さそうだと諦めていたのですが、ネット通販で明らかに同じ形状の自動洗浄モーターが売られているのを発見!
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↑これは明らかに同一に見えたので、早速コメットで『TCA321』を検索したところ、モーター部分の品番が『TCM1876』だと発覚!
このモーターが明らかに同じ構造に見えたのでダメ元で購入してみる事を決意!
『TCM1876』のモーター単体の購入でも良かったのですが、1,000円程度しか値段が変わらないので、レバー類も新調できる『TCA321』の購入を筆者は選択。
※ちなみにモーター単体は↓になります。
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TCM1876のモーターを取り付けたら無事に修理できました!
無事に手元に届いた『TCA321』の中に含まれる自動洗浄モーターの『TCM1876』は、やっぱり筆者のトイレのモーターと見た目と形状がが全く同じだったので、これなら大丈夫だろうと思いつつ交換修理してみたところ、やはりバッチリ大丈夫でした!
筆者も交換前は、「配線が複雑」とか「専門的な工具がないと交換できない」といったイメージを持っていて不安だったのですが、実際にタンクの蓋を開けて交換作業を行ってみると、100均とかで売っているような一般家庭の工具で簡単に交換できたので驚きました。
必要な工具としてはレンチとプラスドライバーだけで交換できます。『TCA321』には素人の筆者でも簡単に交換できる分かりやすい説明書が付いていたので、筆者は10分程度で交換作業は完了しました。
付属の説明書を見る限り、『TCA321』自体はTOTOの「アプリコットシリーズ」を中心とした便座のあらゆる自動洗浄ユニットに対応しているようでした。
今後の備忘録的に書き残しておきましたが、筆者と同型の便座を利用していて自動洗浄モーターが壊れた方は『TCM1876』のモーターで修理交換ができるので是非参考にしてください。
※『TCA321』はAmazonでも販売しています。